醤油について

醤油の匠

「醤油名匠」とは

醤油業界では、「醤油の価値」を訴求するPR事業の主要な活動として、“醤油遣いの匠”を顕彰する「醤油名匠顕彰事業」を実施しています。

醤油は味噌とともに日本人の食生活に必要不可欠な調味料。歴史をさかのぼること約1300年。室町時代には日常語辞典「易林本節用集」にその文字が見られるように、古くからすでに身近な日用品として存在しています。

素材の持ち味を引き立て活かす万能調味料として、さまざまな場面で登場する醤油。 味をつけるだけでなく、香りづけとして、殺菌効果、消臭効果、そして医学的にも長寿国日本の食文化を担ってきた醤油の可能性はまだまだ広がります。

醤油PR協議会が企画するこの「醤油名匠」顕彰制度は、そんな醤油の価値を再発見、再認識してほしいとスタートしました。

「醤油名匠」は、醤油のもつ本来の価値を引き出し、創意工夫をこらして巧みに使いこなす、いわば醤油遣いの匠を選び出すもの。

ジャンルは4つに分けられ、和食一般、和食専門店(そば、天ぷら、蒲焼、寿司などの専門店)、 和食以外の料理店(洋食、中華料理、エスニック料理など)、醤油使用の加工食品(佃煮、惣菜、煎餅など)と、ジャンルごとに毎年表彰していきます。

受賞者のご紹介

2004年度 第2回「醤油名匠」受賞者
― 和食専門店部門 ―
【大賞】 和田 利弘 氏
[バードランド/東京都中央区]
【審査委員特別賞】 徳安 憲一 氏
[吉塚うなぎ屋本店/福岡県福岡市]
土生 かおる 氏
[筑紫亭/大分県中津市]
小川 正信 氏
[だるま寿司/鹿児島県鹿児島市]
【山形県代表】 高井 利雄 氏
[萬盛庵/山形県山形市]
2003年度 第2回「醤油名匠」受賞者
― 和食一般部門 ―
【大賞】 朝倉 輝良 氏
[上杉伯爵亭/山形県米沢市]
【審査委員特別賞】 阿久根 芳子 氏
[旅館 阿久根/福岡県柳川市]
磐本 隆次 氏
[旅館 錦江閣/東京都あきる野市]
立花 研一郎 氏
[水野旅館/佐賀県唐津市]
【山形県代表】 朝倉 輝良 氏
[上杉伯爵亭/山形県米沢市](大賞受賞)