組合のご案内

組合研究室

昭和38年に組合に併設され、おもに組合員工場の依頼を受けて、製品の品質管理のための分析やJASの登録格付機関(財団法人日本醤油検査協会山形県検査所)として、県内のJAS認定工場で生産される全てのしょうゆの格付けを行っています。

現在は、味噌の仕込み試験や組合員企業との新製品開発、技術相談、技術指導にも取り組んでいます。

研究室

98年度研究結果レポート

日本の食卓に醤油は欠かせない存在です。毎日食べるものだから、含まれる塩分には気を使いたいものです。 98年度の研究結果は、しょうゆに含まれる塩分について意外な事実を発表します。

下のグラフは、昭和61年から平成9年までの12年間の「こいくちしょうゆに含まれる塩分の推移」について県 内産130銘柄の平均と県外大手メーカー7銘柄の平均を比較したものです。結果は御覧のとおり。 山形県産のしょうゆは塩分が約1%少なめになっています。美味しくてしかも塩分控えめ。 山形県産しょうゆ、 もう見逃せませんね奥さん。

こいくちしょうゆの
塩分について(塩分の推移)

グラフ

(山形県醤油味噌工業共同組合研究室調査)

山形県産 県外産
昭和61年 15.8% 16.8%
昭和62年 15.8% 16.9%
昭和63年 15.7% 16.8%
平成元年 15.8% 16.8%
平成2年 15.6% 16.9%
平成3年 15.5% 16.9%
平成4年 15.6% 16.9%
平成5年 15.5% 16.9%
平成6年 15.5% 16.7%
平成7年 15.5% 16.5%
平成8年 15.3% 16.5%
平成9年 15.4% 16.5%